アジェンダについて考えてみた

最近、よく耳にする「アジェンダ」という言葉。
その言葉の意味について、少し考察したいと思います。

【10分でわかる「アジェンダ」】
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/10minnw/050agenda.html

確かにSEの仕事の現場で「アジェンダ」という言葉は
しばしば使われます。
プレゼンの場において、「議題」という意味で使うことが
多いかと思います。

さてさて絶好調の、みんなの党党首、
渡辺さんがよく口にする「アジェンダ」とは
どの意味で使われているのでしょうか。
下記ニュースサイトなどを見ると、
「検討課題」と訳されているようです。

【みんなの党渡辺代表、アジェンダに沿った政策ごとの議会活動】
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/100715/57616.html

でもよくよく考えてみると、「政策課題」という意味としてとらえると、
渡辺代表の「みんなの党はアジェンダの党である」という
言葉に少し違和感を感じます。　（政策課題の党？）

ここで三省堂のサイトに戻っていただいて、
アジェンダの元々の語源をみると、
「実践すべき義務」とあります。
渡辺代表の言う「アジェンダ」とは、
まさにこの意味であると私は感じます。

今まで自民党ないし、民主党は「マニフェスト」という公約を
掲げて選挙を行ってきました。
ただ公約とは得てして、破られるものであります。

「アジェンダ」という義務を掲げて、党を起こした渡辺さんは
けっこう画期的なことをしたのではないでしょうか。
今まで政党といえば、なんとなく考えが似た人の
集まりだったように感じます。

個人的にはみんなの党を、陰ながら応援しています。
今後もぶれずに、野党として頑張ってほしいと思います。

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